私たち、株式会社クリエイトフォース、株式会社ECOPLUS、株式会社Connect、株式会社アルスワーカーの4社は、太陽光パネルの廃棄問題という地球規模の課題に立ち向かうため、「GSEプロジェクト」を立ち上げました。
太陽光発電の普及が進む中、使用期限を迎えたパネルの廃棄が急増しており、その処理方法が大きな社会問題となっています。このままでは廃棄物が増え続け、環境への負担が深刻化してしまいます。
太陽光パネルの廃棄問題に立ち向かうGSEプロジェクト
私たち、株式会社クリエイトフォース、株式会社ECOPLUS、株式会社Connect、株式会社アルスワーカーの4社は、太陽光パネルの廃棄問題という地球規模の課題に立ち向かうため、「GSEプロジェクト」を立ち上げました。
太陽光発電の普及が進む中、使用期限を迎えたパネルの廃棄が急増しており、その処理方法が大きな社会問題となっています。このままでは廃棄物が増え続け、環境への負担が深刻化してしまいます。
GSEプロジェクトは、太陽光パネルを廃棄物ではなく、新たな資源として捉え、再資源化や再利用を促進する仕組みを構築します。これにより、廃棄物の削減と資源の有効活用を同時に実現し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に寄与します。
また、効率的で環境負荷の少ないリサイクルプロセスを追求し、循環型社会の実現を目指します。
GSEプロジェクトでは、太陽光パネルの廃棄という難しい課題に対し、4つの会社がそれぞれの立場から知恵と技術を持ち寄っています。
1社だけでは届かないところにも、力を合わせることで踏み込めると、私たちは考えています。
パネルの撤去、回収、分解、そして再資源化。そして問題の認知。
各社が得意とする工程を分担しながら、全体の流れが滞りなく進むよう、仕組みや技術も日々すり合わせています。環境への負担をどう減らすか、現場でどう無理なく回せるか。現実的な解決にこだわって取り組んでいます。
このプロジェクトは、ただの業務提携ではありません。
立場や業種を超えて、同じ未来を見据えて動き出した仲間たちの挑戦です。
私たちは、太陽光の次の未来をつくるために、現実の手触りのある一歩を、今ここから踏み出しています。
グループ内で環境に貢献できる事業として太陽光発電の販売会社を発足
工事会社設立を契機に、廃棄問題についてグループ内で勉強会を発足
グループ内4社によりGSE発足
コロナ明け本格的に神奈川第一リサイクル工場立ち上げの準備にかかる
2012年の固定価格買取制度(FIT)開始以降、日本国内で太陽光発電の導入量は大幅に増加しました。これらのパネルは寿命を迎え、2030年以降、大量の廃棄パネルが発生すると予測されています。
太陽光パネルには、ガラス、アルミニウム、シリコン、銀、銅など様々な素材が含まれており、単純な廃棄処理が困難です。適切に処理されないと有害物質の漏出リスクもあります。
パネル内部の接着剤や封止材が強固なため、物理的な分離が難しく、素材ごとのリサイクルには高度な技術が求められます。また、地域によって処理施設が不足しているという課題もあります。
専門的な分解・処理が必要なため、廃棄コストが高額になりがちです。このコスト負担が不法投棄などの問題につながる恐れもあります。
一般的な産業廃棄物と比較して、太陽光パネルの適正処理には高いコストがかかります。設置場所からの撤去、運搬、処理までの一連の工程において、それぞれコストが発生し、特に遠隔地や山間部などでは輸送コストが大きな負担となります。
太陽光パネルに含まれる複数の素材を効率的に分離し、ガラスやアルミニウムなどの再利用可能な資源を、高純度で安定的に回収します。
専門スタッフによる安全な撤去作業と、広域に対応可能な回収ネットワークを構築。
地域特性に応じた効率的なルート設計により、環境負荷を抑えつつスムーズな回収を実現します。
回収した素材は用途ごとに再評価され、再び製品の原料として活用されます。
たとえば、アルミフレームは建築資材に、ガラスは舗装材や建材に、シリコンや貴金属は電子部品や新たなパネルへと再利用されています。
太陽光パネルの廃棄は、まだ十分に知られていない課題です。
GSEはリサイクルの実践だけでなく、社会への情報発信にも力を入れています。企業・自治体と連携し、現状と課題を広く伝えることで、意識と行動の変化を促します。
GSEプロジェクトは以下のSDGs達成に貢献しています:
GSEプロジェクトを通じて、環境保全とリサイクル技術の革新に取り組み、
持続可能な社会の実現に貢献しています。
私たちGSEは、環境課題に真摯に向き合い、次世代により良い未来を引き継ぐための実践的な取り組みを行う専門組織です。
当グループの母体である株式会社クリエイトフォースは、2006年に保険代理店として創業いたしました。以来、生活インフラに寄り添う事業へと領域を拡大し、「All is for the future.(すべては未来のために)」という理念のもと、住宅分野にも力を注いできました。
しかし、再生可能エネルギー機器の導入が広がる一方で、「売って終わり」ではなく、その先の廃棄やリサイクルにまで責任を持つべきであるという課題意識が生まれました。これをきっかけに、環境負荷を最小限に抑える循環型の仕組みづくりに本格的に取り組むため、GSEを立ち上げました。
私たちは、グループの総力を結集し、ソーラーパネル等の廃棄問題に真正面から取り組むとともに、資源循環社会の実現に貢献してまいります。
今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
株式会社クリエイトフォース
代表取締役 柏木友央